お金の話

iDeCoのポートフォリオを考えるための基礎知識について解説。

こんにちは!

今回はiDeCoを始める方向けにポートフォリオ(=投資信託等の組み合わせ)について解説したいと思います。

僕のiDeCoの運用成績は別記事で公開しています。

ポートフォリオとは

個人の資産運用において、ポートフォリオは、運用資産(保有資産)の構成状況(組み合わせ)のことを意味し、その中身は、預貯金や債券、株式、投信、ETF、ETN、REIT、外貨預金、FX、CFD、商品先物、金、プラチナなど実に様々なもので構成することができます。また、実際の構成にあたっては、自分のリスク許容度を基に、異なるリスクとリターンのものに分散させると共に、時間的な分散にも注意する必要があります。

金融情報サイトiFinanceから引用

ポートフォリオという言葉はビジネスの世界でよく使われ、場面によって意味合いが異なります。

投資用語のポートフォリオは、”自分の資産がどういった種類で構成されているか”を指します。

カードゲームで例えれば『自分の手札構成』のようなものです。

iDeCoは自分のポートフォリオを自分で決める必要がありますので、最低限の基礎知識を学びましょう。

基本は『元本変動型』商品で攻めよう

イデコの拠出金で買うことができる商品には2種類あります。

  1. 元本変動型
  2. 元本確保型

それぞれ解説します。

元本変動型商品とは

元本変動型の商品は大きなリターンを狙える反面、損失が発生するリスクがあるものです。

上下を繰り返しながら、最終的にプラスを目指すのが元本変動型の特徴。

iDeCoで購入できる商品は大半が元本変動型であり、数多くの投資信託から自分の好きな商品を選ぶことができます。

【アクティブ運用とパッシブ運用】

パッシブ運用とは、投資信託などの運用手法による分類のひとつで、運用目標とされるベンチマーク(日経平均株価やTOPIXなどの指標)に連動する運用成果を目指す運用手法のことをいいます。一方、ベンチマークを上回る運用成果を目指す運用手法のことを「アクティブ運用」といいます。一般に、投資対象がほぼ同じファンドの場合、アクティブ運用よりもパッシブ運用のほうが、投資戦略の立案やその戦略に基づく投資対象の選定などをすることなく、機械的に運用できる分、販売手数料や信託報酬などのコストは少なく済みます。

(出典)SMBC日興証券HP

元本確保型商品とは

元本確保型商品はその名の通りマイナスが出ないことを保証されている投資信託商品です。

リスクがない分大きなリターンは見込めませんが、『リスクは絶対とりたくない』という堅実派にはオススメ。

運用して利益がでなくても、iDeCoの節税効果は一定でありますからね。

元本確保型商品の例として『定期預金』や『生命保険』があります。

株式・債券 それぞれの性質を知ろう

iDeCoで投資信託商品を眺めていると、『株式』や『債券』といった言葉が目につきます。

株式と債権はザックリ以下のイメージを持っておくと良いです。

  • 株式=値動きが激しい
  • 債権=値動きが緩やか

それぞれ簡単に解説します。

株式とは

企業が運営資金を調達するために発行するのが『株式』です。

”上場企業”という言葉をよく耳にすると思いますが、あれは証券取引所に上場しているという意味で、証券会社経由で誰でもその会社の株式を購入できる状態を指します。

『株が上がる』『株価が大暴落』など日常生活で使う言葉にもなっているように、株の価格は大きく動きます。

イデコのポートフォリオを組む際にも、株式の割合が高いほどリスクが高めであるということができます。

株式は、大きく分けて国内株式外国株式に分けられます。

債券とは

株式と比べると『債券』はイメージがわかない人も多いと思います。

債券は国や企業が投資家からお金を借りる際に、その証明として発行するチケット(有価証券)です。

債券には期間が定められていて、期間満了になると企業は投資家にお金を全額返し、元本に加えて利子も支払います。

債券は期間途中で売買することもでき、その価格は発行元の評判や期間満了までの残りの期間等によって変動します。

とはいえ、株式のように価格が激しく上下をするものではないため、株式と比較して『安定した資産』として考えることができます。

僕のポートフォリオをみてみよう

僕のポートフォリオは上の画像のとおり、債券はゼロ、100%株式です。

何故このような組み方をしているのか?

それは僕は守りに入らずどんどんリスクをとり、大きなリターンを得ることを目指しているからです。

これは人それぞれの価値観があるので、リスクをもう少し下げたい人は債券を組み合わせていくといいでしょう。

例えば50%株式、50%債券というポートフォリオもアリです。

その他、『REIT(不動産投資信託)』を組み合わせてもいいですね。

REIT(リート)とは、投資者から集めた資金で不動産への投資を行い、そこから得られる賃貸料収入や不動産の売買益を原資として投資者に配当する商品で、一般的に「不動産投資信託」とよばれています。投資者は、REITを通じて間接的に様々な不動産のオーナーになり、不動産のプロによる運用の成果を享受することができます。

(出典)三井住友トラスト・アセットマネジメントHP

今回はちょっと小難しい記事になってしまいました。

iDeCoを始める方はほぼ投資経験がない方と思われますので、少しでも参考になれば嬉しいです。

僕の運用成績や制度概要を確認したい人は関連記事をどうぞ。

それでは今回の記事は以上です!